-I'm still here-

一次創作のファンタジー物語と日常を気分で書き連ねる、サイト兼ブログ

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飯を求めて 2 

 

コラボです! 牧野さん宅のセイレアさん!
だがしかし一瞬だしルックス描写なしで申し訳ない…脳内映像で補完してください、、(おいこら



 腹が減ってはなんとやら。ノーマは仕事のおつかいの時よりもまっすぐ、寄り道せずに目的地に到着した。

 着いた場所は宿屋だった。村はずれにあるせいか、宿の背景は木々に囲まれていて同じ村なのに独特な感じがする。

 外観はとても落ち着いていて穏やかな雰囲気。それでいて小さなつたや咲いている草花など、隅々までしっかりとしたこだわりがありそうな感じがして、ここへ来るたびに不思議な空気に肩の力がふっと抜ける。……今日は肩の力抜けるというより肩を落とすと同時に腹も鳴る訳だが。腹をおさえて、情けない状態に息をつきながらひとりで半目になる。

 気を取り直すために乱暴に頭を振って、右手で髪をぐしゃっとかきあげると、ノーマは宿屋の入口へ向かった。

 扉を引くと頭上でチリン、ときれいな音が鳴った。少し開けて顔をのぞかせる。

「…あれ? おじゃましまー…!?」

 思わずうっと身を引く。なにか、妙なにおいが鼻をかすめた気がする。なんのにおいだ…?

 もう一度のぞくが、もう最初のにおいはなかった。こもってただけかな…。なんとなく思って扉を大きく開けて中へ入る。さっき見たが、カウンターには誰もいなかったので注意をされるわけでもないだろう。

 しかしカウンターに誰もいないってどういうことなんだろう? 宿屋もお休み? そしたらオフの日を邪魔しちゃ悪いか…、でも来ておいて顔も会わせずこっそり帰るのも気が引ける。それに…言ったら料理出してくれたりして…なんて。ノーマはふらりと食堂の方へ足を向けた。

「セイレアー?」

 顔を出しながら呼びかけるが返事がない。こっちじゃなかったかな。つい願望でこちらに足を運んでしまった。

「ちょっと遊びに来ちゃったんだけど……ん?」

 歩みを進めるノーマの視界のすみにうつるものがあった。足を止めて振り返ると、そこには試作だろうか、小さいケーキくらいの大きさのものが皿にのせられていた。

「セイレアー、これお菓子ー?」

 皿が置いてあるテーブルに近付きながら一向に返事がない相手に話しかける。

 近くで見てみるも、イマイチなんだか分からない。黒くて…でも形は揃ってるし…。

「いっこもらうよー?」

 言って、手を伸ばした。

 その時になってようやくカウンター近くにある階段からぱたぱたと音がしてきた。

「あっ! ま、待って!!」

 慌てておりてきて食堂にかけこんできたのは宿屋の主であるセイレア。だが、その制止は遅かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この直後の出来事はお見せできないよ!!!(

category: 幻想世界絵文

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